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主義

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 3月16日(日)07時56分52秒
  そうでしょうね。セルのベートーベン交響曲は83年くらいだったでしょうか、日本で(CDもセルも日本での市場が大きかったので世界初発売だったかもしれません)CD化されましたが「田園」だけは発売されず、その後もずっと未発売のままでした(この曲はイギリスでの発売のほうが早かったかもしれません) 理由はわかりませんが、セルの「田園」がそれだけ低く見られていたことは間違いないですね。 私思うに、セルはその音楽におけるリズムやダイナミクスや音価の実践を「主義」として基本の部分については曲げなかったのだと思います。 だからこの「田園」や「第九」「チャイコフスキーの5番」のように、たまにリスナーにとっては違和感のある解釈が生じたのでしょう。(お断りしておきますが、私はこの3曲も大好きです)

さて、リンク先に楽譜があります(便利な時代になりましたね)が、4ページ上段の最後の楽章にトランペット(損句流さん正解です!)の音がありますが、それまで小節の頭から吹き延ばしであったものが、そこだけは後半の2拍目(1小節は基本の音符♪x3が2つの塊なので2拍です)になり、更にわざわざsf(スフォルツァンド・特に強く)が付いていますね、これは作曲者が余程ここで鞭を入れたかったのだろうと解釈できるわけです。 だからセルはそうやった、加減すればいいものを・・・

最初は(日本コロンビアのLPの時代のことです)私も嫌でしたね、このセルの姿勢は。しかし他の殆どの部分には限りない美があり、理想の音楽がある。 だから長い間に自然と慣れてきました。 例えば他にも、第1楽章4分17秒の強い和音、これは他のどの指揮者の演奏よりも強く、アンバランスな音に聞こえます。 しかしこれも突き詰めればどこかにセルの「主義主張」が有るんだと思って、いつも彼の微笑みを浮かべた顔を想像しながら聴いています。

http://www.bh2000.net/score/orchbeet/besym65.pdf

 

ピョロではなくプァンでした

 投稿者:損句流  投稿日:2008年 3月16日(日)01時13分35秒
編集済
  お手数をおかけして申し訳ありません。ずうっと聴いていたのは「オリジナルジャケット・コレクション」だったのですがエッセンシャル盤でも確かめてみました。こちらでは1分42秒あたり、プァンとTbかTpの音が一発。この音、効果的で魅力はあるのですがとても気になっています。きめ細かい丁寧な演奏ゆえに他の指揮者、楽団の演奏では埋もれてしまって聴こえない音が耳に届くのかもしれません。Szellの「田園」の面白さがわかりはじめたのは標題を無視するようになって、微妙なテンポの緩急、揺れを意識するようになってから。聴きはじめてから30数年たつわけですが、こうやって長い期間、その時々に発見があったりして楽しめるのもSzellの魅力なのですよね。「共通のノイズ」…さがしてみます。  

ピョロ

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 3月15日(土)20時36分20秒
  >「田園」の第5楽章、始まってから1分41秒あたり、ピョロっとなる音は何でしょう?

ライブ盤は所持していませんが、初期の英盤もエッセンシャル盤も特に聞こえません。 おかげでその付近でマスターにあると思しき共通のノイズを発見しました。
 

筋金入り

 投稿者:損句流  投稿日:2008年 3月15日(土)18時51分21秒
  みーぼーさん、早速の情報をありがとうございます。こういう話題は過熱すると良い方向に進むとも思えません。おっしゃるとおりです。正規のリマスタリングをして是非CD化をしてほしいですね。
孫弟子さん、SONCのレコードは宝物です。手に入れたLPは一枚も手放していません。レコードは再生するカートリッジ、機器によって音質がコロッと変わってしまいますものね。ただ、いまはLP再生の環境がないのでコレクションは死蔵状態です。CDも新しいバージョンが出るたびに手に入れて古いものを整理しないために増える一方で顰蹙をかっています。私を含めて、Szellファンは筋金入りのへそ曲がりが多いかもしれませんね。ところで「田園」の第5楽章、始まってから1分41秒あたり、ピョロっとなる音は何でしょう?
 

昔の音

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 3月14日(金)20時38分8秒
  SONCは悪名高いですか? 私は日本コロンビアの時代からセルのベートーベンの交響曲を聴いていましたが、その篭ったような音よりCBS SONYになってからの方が開放的で好きでした。 今でも曲によってはレコード(SONC番号)で聴きます、第九や「イタリア交響曲」「ブラームスの2番」「ブルックナー第8」等です。 ただ当時のCBS SONYの音は、あまりにも革新的過ぎて、嫌うファンも多かったのは事実で、その反省を元にCBS SONYは歪の少ない、おとなしい音に変わっていきました、だから現在のソニーの国内盤CDの音にもそれは受け継がれているわけです。 しかし少々の歪やアバレはあっても、開放的なSONC番号の音を好んでいた、私のようなへそ曲がりも多かったような気もしますね。  

シカゴ響 「田園」ライヴ 

 投稿者:みーぼー  投稿日:2008年 3月13日(木)00時05分22秒
   ご無沙汰しております。
米国の海賊版レーベルのDisco Archiviaにお探しのCD−Rが在ります。
日本の会員制の通販屋さんからも高価にて購入可能ですが---。

但しこのレーベル、ラジオ放送の録音テープからのCD−R化で
音質、音飛び、ノイズ、音ゆれ、中身違いと購入には相当な勇気と冒険心と
覚悟が必要です。
つまり質的な差異が大きく博打です。
68年3月21日の「運命」「田園」がステレオでの収録。
テープヒスその他幾つかの瑕疵は有るものの”当たり”に近い出来で聞きやすい部類
思います。
演奏は立派なモノで、正規のリマスタリングをして是非CD化して欲しいものです。
 

SONC

 投稿者:損句流  投稿日:2008年 3月12日(水)01時24分24秒
  音質で悪名高いCBS・ソニー国内盤初期のレコード番号の頭文字。それに流派の「流」をくっつけた名前です。70年代、Szellを聴きだしたのはこのSONCで始まる番号のレコードでした。せっせと集めたのもこのシリーズ。でも当時はそれほど音が悪いとも感じていなかったんですよね。同時期にプレスされた米国の廉価盤もたいして音は良くなかったから…。
さて、ワイン→葡萄畑→田園風景という連想ではないのですが、このところ「田園」をよく聴いています。ひところは「田園」という題名を見ただけで少々辟易していたのですがSzellが手兵以外のオーケストラを振った「田園」がちょっと面白かったので、立て続けにいろいろと聴きくらべています。利き酒に例えて言えば手兵CLOは淡麗辛口、古豪NPOはちょっぴりやんちゃなお酒、前二者は常温(スタジオ録音)でお召し上がり。ショルティの楽団CSOとの熱燗(ライヴ録音)もあるらしいのだがどこかでCD化してくれないだろうか…。
 

こんにちは

 投稿者:セル談話室管理人  投稿日:2008年 3月 6日(木)08時53分11秒
  損句流さん(何とお読みするのか……)、はじめまして。
ロッシーニは、陽気な酒に合いそうです。イタリアの安ワインでも飲みますか(笑)。
 

聴いてみます・・・

 投稿者:損句流  投稿日:2008年 3月 2日(日)15時40分54秒
  はじめまして。この「談話室」いつも楽しませていただいています。系列の「居酒屋」の賑わいを羨ましく思いつつ、最近のこのコーナーの活況に喜んでいます。
もうTV放映は終わってしまったかもしれませんが東京海上日動のCM「baby's Talk篇」のバックに「どろぼうかささぎ」を流すアイデアは映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(84、米)だろうか。この曲の初体験はSzellの「ロッシーニ序曲集」。発売当時「ウィリアム・テル」も「セヴィリアの理髪師」も入っていないLPの購入になかなか踏み切れなかった思い出があります。同じ金額を払うのであればもっと重厚長大な曲を揃えたい、よりによってSzellは何でロッシーニの序曲集なんか録音したのか、もっと入れるべき曲があったでしょう、というわけなのですが、今になってみるとこの管楽器が大活躍する序曲集がとても心地よくかけがえのないものとなっています。オーケストラ演奏の極致。どうですか、今宵、Szellのロッシーニを聴いてみますや…、聴いて升亀…、ん!
 

いえいえいえ

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 2月26日(火)07時17分52秒
  時は流れてセルのライブ音源も増えていて、ちょっと様子が変わってたんですね、私はライブをほとんど聴かないものだから、管理人さんの言葉ではじめて気がついた、という意味です。
クラシックのCDが、それを聞く人口の減少とコピーの発達による需要減少からか、新録音の数が減りライブ録音がその中心になって久しく、若い人にとってライブ音源が自然に受け入れられているなら、当然何でも有りにすべきですね。 結果を想像してみるに、何か今の文化が見えてくるような気もします。
 

いえいえ

 投稿者:セル談話室管理人  投稿日:2008年 2月24日(日)12時27分7秒
  不可能だといいたいわけじゃないんです。
何か方針を定めないと、投票する方も困るだろうということで。
前回は、正規盤以外で投票があったのは、ルガノライブのシューマン、来日リハーサルの「君が代」、モーツァルトのレクイエムといったところですね。今回は、チャイコフスキーの6番を外せないという人もいるでしょう。いっさい制限なというのも、ひとつのやり方です。集計は大変かもしれませんが。
 

なるほどね

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 2月21日(木)17時57分1秒
  ライブとプライベート盤ですか…、そうなると、ほぼそのジャンルを把握していない私には、投票する資格さえなくなりそうですね。 セルが亡くなってからもうすぐ40年になります、早いものです。  

セルの悲愴

 投稿者:ほそかわ  投稿日:2008年 2月20日(水)22時33分27秒
  お久しぶりです。
私も聴きました。さすがセル=CLO。純正と呼びたいほどに正確なピッチ、リズム、バランスを保ちながら、情感の流れが大河のようにとうとうと進んでいくさまが、見事ですね。
特に第3楽章は、人間の技がここまで到達できるのかという圧倒的な演奏。この曲を熟知している聴衆も思わず、拍手をしてしまったのでしょう。数人十数人ではなく相当数の聴取が拍手し、しかもそれが長く続く。これは、世界遺産的な、感動のドキュメントです。
普通ならこれだけ聴衆が湧いてしまうと、雰囲気が壊れ、第4楽章は浮ついた浅い演奏になりそうなものですが、そういうことは一切ない。深い集中と瞑想の中で、精緻な陰影を織り成す音楽が奏でられていきます。
私としては、チャイコフスキーは、ロシアの大地を思わせるような広大で堅固、かつ野趣をたたえた演奏がイメージに合うのですが、西欧的な洗練を極める演奏にも魅力を感じます。後者の最高位はカラヤンでゆるぎないと思ってきましたが、この録音により、その席にセルが座ることになりました。

http://homepage2.nifty.com/khosokawa/

 

うーむ

 投稿者:セル談話室管理人  投稿日:2008年 2月20日(水)21時37分3秒
  孫弟子さん、お久しぶりです。いやいや、50年後までお元気でしょうけれど。
ベスト10、やりたい気もしますが、いろいろ検討事項が。
何より、「海賊盤」と「正規盤」の境目がはっきりしなくなっています。古い録音はもちろんのこと、比較的新しい録音でも、思わぬレーベルからライブ盤がいろいろ出ていますね。それらすべてを、投票の対象とするのでしょうか。

前回ベスト10のページは、こちらです。
皆さん、ご意見をお願いします。
http://www.asahi-net.or.jp/~fq3k-hsmt/szell/2001best10.htm
 

ベスト10

 投稿者:孫弟子  投稿日:2008年 2月19日(火)20時15分58秒
  お久しぶりです、もうあれから7年以上経ったんですね。この談話室を拝見していても、発言される方がずいぶんと入れ替わっていて、新しいファンの方もいらっしゃるようですから、またベスト10投票をやりませんか? 10年目でもいいのですが、私がもう長そうにも無いので(^^)  

同感です!

 投稿者:セルもっと大好き  投稿日:2008年 2月15日(金)15時50分12秒
  セル大好きさんに全く同感!“優れた精密機械”と言われながらも、時折垣間見える“暖かさ”が堪らなく素晴らしい。
管理人さんも紹介されていたようにチャイコの「悲愴」など、なんて表現したらいいでしょう。ロシアの土臭さはないものの、知性と情念の絶妙のバランス。涙なしには語れません。
こんな指揮者ほかにいませんよね。
《やっぱりセルは凄い》。
 

やっぱりセルは凄い

 投稿者:セル大好き  投稿日:2008年 2月14日(木)23時59分7秒
  録音がどうのこうの、というより、やはりセルの音楽は凄い、としかいいようがありません。特にトボルザークが圧巻だとおもいますが、それにしても、録音されている全ての曲が素晴らしい。音楽家や演奏家は誰もが彼の演奏を参考にするでしょう。ありがとうセル。  

LPの音

 投稿者:ジョージ・セル談話室管理人  投稿日:2008年 2月12日(火)14時04分12秒
  LPの音も、けっこうさまざまでした。モーツァルトの40番などは、音質がよかったと思いますが、tomariさんのおっしゃる通り、協奏交響曲の音質は悲惨でした。初出時の米盤には音質のいいものが多く、一時期は中古盤を米国に注文して買っていたことがあります。最近ではCDの音質が改善されたので、取り出すことはあまりなくなりましたが。SACDは、たしかに楽器の定位がいいですね。高いのが難点で、RCAのライナーやミュンシュのSACDのように、もう少し安く出して欲しいものです。  

Live in Tokyo

 投稿者:gkrsnama  投稿日:2008年 2月11日(月)20時09分14秒
  エロイカははじめイヤホンのER-4sできいたのです。これはちょっと中高域がはっていまして、ソニーの音傾向とぶつかってしまいます。家でSTAXできくと、そんなにわるくありません。前言撤回です。

あれから3度きいたけれどセルのエロイカはいいですねえ。造形がしっかりしていて、細かいところにオケの技が光っていて、すべての音がきっちり決まっている。すばらしい熱気もある。いままでエロイカをきくといったらまずフルトヴェングラーかムラヴィンスキーでしたが、これからはセルも仲間入りするでしょう。

勢いで、Live in Tokyo も手に入れましたよ。こっちはチェリビダッケみたいにたっぷりニュアンスがついていて、しかもカチッとしまっている。すばらしい演奏ですね。音もいいですね。

どうやら、セルを誤解していたみたいです。
 

セルのSACD

 投稿者:セル中毒  投稿日:2008年 2月11日(月)19時55分5秒
  最近,長年使ってきたCDプレーヤーが故障したためSACDプレーヤーに買い換えて,セルのSACDも購入して聴いています。こんなに違うのかと驚きながら聞いています。特に弦が柔らかく,またソロ楽器の音像が締まっていて演奏している場所が特定できそうなくらいです。クリーヴランドのオーボエ奏者は,ふくよかな温かみのある演奏で名人芸ものです。「LIVE IN TOKYO」は国内版ですが,通常のCDと比べるとやはり弦が柔らかくしかもクリアな音になっています。シューマンの交響曲は輸入版ですが,やはりより生の音に近い演奏となっています(残念ながら,生のクリーヴランドを聞いたことが無いので確かなことは言えませんが・・・)。こうなってくると,セルの演奏をSACDで全て聞いてみたいと思ってきます(当然無理な話だとはわかっていますが)。以前,LPレコードをMCカートリッジで聞いた音が,デジタルでこんなに再生できるのかと驚くばかりです。セルの良さをさらに,さらに,再認識しています。  

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