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1954年のSzell

 投稿者:損句流  投稿日:2009年 5月23日(土)19時51分15秒
  通報 編集済
  Archipelから出たSzellのCD(ARCP0420)↓ 聴いてみました。
ブラームスの交響曲第2番についてはCD-R盤に詳しくないのでコメントする立場にありません。演奏、音質は悪くはありませんが「ヒストリカル物の一枚」の域を出ていないと思います。おもいのほか良かったのがハイドンの交響曲第93番。Szellがイタリアのオーケストラを振ったというのがにわかに信じ難い。1954年といえばウィーン交響楽団と同曲を演奏したものがORFEOから出ているので「混同」の疑念もチラリと頭をよぎったのですが中身はまったく別物でした。音質は針音のようなチリチリノイズが続きますが慣れればまったく気になりません。というかノイズをカットしなかったためか高音にも伸びがあります。演奏もウィーン交響楽団より数段良い。RAIローマとこれほど相性が良かったのかと驚いています。第一楽章途中で「お約束」Szellの唸り声も聞こえます。ハイドンの交響曲第93番にはVIRTUOSOから1968年Liveの圧倒的名演が出ていましたが今回SONYからReissueされるスタジオ録音も良い。この3種類を繰り返し聴いてみるとSzellが成し遂げたハイドンの解釈と演奏、今まで気づかずに流していたところなどがとてもよくわかるような気がしてきます。
 
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