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月並みな話でごめんなさい。今ごろになるとブラームスのヴァイオリン協奏曲をよく聴きます。旅客航空路の座間ポイントの下に住んでいるので、この時期、どこまでも澄んだ青空の中をゆったりと進む飛行機を眺めるのを楽しんでいます。機影を追いつつ頭の中を流れるメロディーは第2楽章終盤、オイストラフの突き抜けるような高音、それを支えるオーケストラ。最初に聴いた米EMI盤が今でも原点ですが惜しむらくはLP内周の歪み。完璧を求めて買い増した国内LP、CDはどれも気に入らず漸くEMIの輸入CDに落ち着いた次第。1969年5月13、16日、Szell晩年の録音。CBS録音に聴き慣れた耳にはちょっと異質な全体の響きを主体にしたレコーディング。それでもクリーヴランド・オーケストラの管楽器は明瞭で美しい。Szellはティンパニの打ち方に結構注文をつけるタイプだったようですがこの録音では残念ながら明瞭には聴こえません。「イタリア」の終楽章がそんな具合になっているとは知りませんでした。また楽しみが増えた。
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